事例レポート 2026年6月9日 読了 約7分

【イベントレポート】QuratedLab vol.1 ── AI × 業務効率化 LT大会&交流会を開催しました

2026年5月20日、QuratedLab初のオフラインイベント「AI × 業務効率化 LT大会&交流会」を渋谷で開催しました。エンジニア・非エンジニア問わず30名が集まり、8本のLTと活発な交流が行われた当日の模様をお届けします。

QE
Qurated編集部
Qurated

2026年5月20日(水)、東京・渋谷のMOSH株式会社さんのオフィスをお借りして、QuratedLab初のオフラインイベント 「AI × 業務効率化 LT大会&交流会」 を開催しました!

「AIを業務にどう活かすか」って、シンプルなようで実はすごく奥が深いテーマですよね。今回はエンジニアさんも非エンジニアさんも含めた8名が、それぞれの実体験をもとに5分間のLT(ライトニングトーク)を披露してくれました。30名の参加者のみなさんと一緒に盛り上がった夜の様子をお届けします。

イベント概要

項目詳細
イベント名【AI × 業務効率化】LT大会&交流会 by QuratedLab
開催日2026年5月20日(水)19:00〜21:45
会場MOSH株式会社(東京都渋谷区桜丘町9-8 KN渋谷3 4階)
参加者数30名(一般参加 + LT登壇者)
ハッシュタグ#QuratedLab_vol1

会場について

MOSH株式会社オフィスに映し出されたQuratedLab vol.1のタイトルスライド

今回会場をお貸しくださったのは、「好き」や「得意」をサービスとして販売できるプラットフォームを運営されている MOSH株式会社 さん。渋谷駅から歩いてすぐのオフィスで、LTにも交流にもぴったりの開放的な空間でした。ドリンクまでご用意いただき、本当にありがたかったです。

8本のLTダイジェスト

19時15分、いよいよLTがスタート。ひとり5分という短い時間に、それぞれの「AI × 業務効率化」がぎゅっと詰まったセッションが続きました。

1. ナレッジを Agent Skill にして属人化を防ぐ

ひらたこさん(@hiratako2)/ Webエンジニア

「ナレッジをAgent Skillにして属人化を防ぐ」のタイトルスライド

運用まわりの知識やログの見方って、ドキュメントに書いても読んでもらえなかったり、結局「あの人に聞けばわかる」になりがちですよね。ひらたこさんはそうした情報を Agent Skill として再構成するアプローチを紹介してくれました。「ドキュメント書いても見てもらえない問題」へのAI時代ならではの解決策、すごく共感しました。

2. AIでマネジメント改善 〜部下のアウトプット、どこまでコントロールできていますか?〜

小笠原 史人さん(@fumifumi_engr)/ DXコンサルタント

「要件未定義」が引き起こす壮大な無駄を解説するスライド

上司がうまく伝えられないせいで、部下の成果物のクオリティが下がってしまう──これ、あるあるですよね。小笠原さんはそんなマネジメントの課題をAIで解決するアプローチを発表してくれました。「要件未定義」が引き起こす無駄の話から、Slackでの「フワッとした依頼」をAIで構造化する実例、Notion/JiraでのAI強制ストッパーの仕組みまで、具体的な事例が盛りだくさんでした。

3. 『デプロイして確認』はもう卒業 ― AWS環境一式をローカルに閉じ込めて開発速度を爆上げする話

よっしーさん(@basketyossy)/ エンジニア

「クラウド環境と全く同じ実行環境をローカルで実現しています」のスライド

Dockerを使って、AWSの環境一式(API Gateway、Lambda、Aurora DB、SES、S3、DynamoDBなど)をまるっとローカルに再現するという話。デプロイしなくてもサクッと確認できる環境を作ったことで、チーム全員のセットアップがめちゃくちゃ楽になったそうです。エンジニアのみなさん、かなり食いついていました。

4. OpenClawでSlackに『業務委託?』を召喚する

soafp1nさん(@soafp1n)/ エンジニア

外出先でAIを使って開発したいけど、いろいろボトルネックがある──そんな悩みを OpenClaw で解消した体験をシェアしてくれました。Slackに「業務委託みたいな存在」を召喚するという表現がおもしろくて、場所を選ばず開発できるフローの話は実践的で参考になりました。

5. 非エンジニアの私の、AIを動かすコツ ── 振り返る、Whyを伝える、歩み寄る

shinyafukさん(@shinyafuk)/ SRE

「非エンジニアの私の、AIを動かすコツ」のタイトルスライド

INFO

「とりあえずAI入れたら便利になるは誤り。ちゃんと使わないと意味がない」── この一言に、会場のあちこちでうなずく姿が見られました。

非エンジニアの目線から、AIを業務で活かすためのコツを話してくれました。「60点の効率化はできる。でも──」という問いかけがすごく印象的で、チューニングや運用設計まで踏み込まないと本当の効果は出ないよね、というリアルな実感が伝わってきました。

「60点の効率化はできる。でも──」人間の介入やチューニングの必要性を示すスライド

6. ドキュメント作成スキルによる品質向上とコストカット

やまさんさん(@Yamasan_CEO)/ エンジニア

開発におけるドキュメント作成スキルを活かして、動的な計画書を作ることでAIのミスや品質劣化を防ぐ手法を紹介してくれました。QuratedLabの中の人ならではの取り組みで、「AIに正確なアウトプットを出させるための入力設計」という切り口が新鮮でした。

7. AIだけでSNS運用を自動化できるのか

すずきさん(@Trash8ware)/ Webエンジニア

SNSのマーケティング運用って、AIでどこまで自動化できるんだろう? 投稿の自動生成やエンゲージメント分析、週次レポートの自動出力など、Xアカウント運用の自動化にチャレンジした実験結果を報告してくれました。気になる人、多かったんじゃないでしょうか。

登壇資料はこちら

8. 求人ライターの仕事の根幹をAIで代えてみて…

阿部 昌さん / 株式会社キャリアデザインセンター

「求人ライターの仕事の根幹をAIで代えてみて…」のタイトルスライド

求人ライターというお仕事の中にAIを取り入れた実体験をシェアしてくれました。取材メモから初稿を一発で生成したり、Gemini Gemを使ってコストを実質ゼロにしたり。「ヒアリングしてラクに使える設計」という発想が、ライターさんならではの視点で面白かったです。

交流タイム ── 参加者同士がつながる時間

20時30分からは交流タイム。LTの内容をきっかけに、あちこちで自然と会話が生まれていました。「うちでもAgent Skill試してみたい!」「非エンジニアのAI活用、まさに同じ課題を抱えてる…」など、職種や立場を超えたやりとりが印象的でした。

チームに新しいことを浸透させていくむずかしさや、チームで痛みを共有することの大切さ──AIの話だけじゃなくて、もっと普遍的なテーマでも盛り上がっていたのがよかったなと思います。

参加者の声(X より)

Dockerを使ってAWS環境を再現する #QuratedLab_vol1

チームに新しいことを浸透していくって難しいよね。チームで痛みを共有するって大事よね。 #QuratedLab_vol1

とりあえず、AI入れたら便利になるは誤り。ちゃんと使わないと意味がない。←それはそう。 #QuratedLab_vol1

上司がうまく伝えられなくて、部下の成果物のクオリティが悪くなってしまう問題をAIで解決する。 #QuratedLab_vol1

vol.1 を振り返って

今回のイベントを通じてあらためて感じたのは、AIの活用がうまくいくかどうかを分けるのは「ツール選び」じゃなくて「使い方の設計」なんだなということ。

8本のLTに共通していたのは、ただAIツールを導入しましたという話じゃなくて、業務のどこにどう組み込むかを試行錯誤した一次情報だったこと。Agent Skillで属人化を防いだり、ドキュメント設計で品質を担保したり、非エンジニア目線で運用のコツを見つけたり──どれも「現場で実際にやってみた」からこそ話せる内容ばかりでした。

INFO

QuratedLabは「AI品質保証 × エンドツーエンド開発」の研究ラボとして、アイデア段階から本番運用まで伴走しています。今回のイベントも、AI活用のリアルな知見をみんなで共有し合える場にしたいと思って企画しました。

次回 vol.2 に向けて

vol.1の盛り上がりを受けて、QuratedLab vol.2 の開催を準備中です! 次回もAIをテーマにしたLT大会&交流会を予定しています。

  • connpassグループをフォローしておくと、次回の公開時に通知が届きます: QuratedLab connpass
  • LT登壇者も募集予定です。5分で伝えたいAI活用の知見がある方、ぜひご応募ください!
  • 公式Xアカウント: @QuratedLab

vol.1にご参加いただいたみなさま、会場をお貸しくださったMOSH株式会社さん、本当にありがとうございました。vol.2でまたお会いできるのを楽しみにしています!


次回 vol.2 の情報をお見逃しなく

QuratedLabのconnpassグループをフォローすると、次回イベントの公開時に通知が届きます。LT登壇者も随時募集中です。